「新居であればゴキブリが出現する心配はない」と思っている方も多いのではないでしょうか。しかし、残念ながら新居であっても新築であってもゴキブリが出ることがあります。新しい家でゴキブリが出たら、それだけで引っ越し後の嬉しい気持ちも半減してしまいます。
そんなことにならないように、引っ越し前や引っ越し後のゴキブリ対策をチェックしておきましょう。
目次
ゴキブリというのは、隙間の多い家や、すでに人が住んでいる家庭に出現するイメージがあるかもしれません。しかし、新居であってもゴキブリが出る理由があるのです。
ゴキブリは、暗くて暖かい空間を好みます。新居にはゴキブリの餌はないものの、暗くて外よりも暖かいので、住むには最適な空間になります。そもそも、ゴキブリは何ヶ月も食べ物がない状態でも生きていられると言われています。そのため、餌があることよりも、快適に暮らせる空間であれば住み着いてしまうのです。
ゴキブリは、窓や玄関だけでなく、トイレ・シンク・洗面所・浴室の排水口からも侵入します。生活をしている家であれば水を使うので侵入しにくいのですが、人が住んでいない家は水が流れないので簡単に侵入できるのです。また、賃貸物件などは入居前に窓を開け放すこともあるので、これも新居にゴキブリが出る原因になります。
ゴキブリは暖かいダンボールが大好きなので、引っ越しの準備でダンボールを積み上げておくと、その隙間に入り込んでしまうことがあります。また、ダンボールの底の部分についてくることもあるため、引っ越し作業が新居にゴキブリを発生させる原因にもなるのです。
ゴキブリ対策をするには、ゴキブリが出やすい場所を把握しておく必要があります。引っ越しをしたら、まずはゴキブリが出る可能性がある場所をチェックし、いるかいないか確認しましょう。
ゴキブリが出やすい場所は以下の10ヶ所になります。
これらの場所を確認し、一匹でもいたらすぐに駆除剤などで対処しましょう。
ゴキブリ対策にはいろいろな方法がありますが、引っ越しをした後では実践しにくいものもあります。ゴキブリは出現する前に対策をするのが有効なので、必ず引っ越し前に実践することがポイントです。
引っ越し前のゴキブリ対策で一番有効なのが燻煙剤です。燻煙剤は、部屋の中はもちろん、クローゼット内や収納棚の中までしっかり薬剤が行き渡るので、ゴキブリがいたとしてもしっかり駆除できます。引っ越し後は、食器や電子機器、食品などに薬剤がかからないようにしなければならないので、引っ越し前に焚くのがベストです。
最近の建物は密閉性が高いので、外から侵入することはほとんどありません。しかし、配水管周りや換気扇、エアコンなどからは侵入しやすいので、引っ越し前に塞いでしまいましょう。配水管周りの隙間は粘土や大きめのマスキングテープで塞ぐ、サッシの隙間は専用のスポンジシールで塞ぐ、エアコンホースには虫の侵入を防ぐ網を取り付けてください。
引っ越し前にゴキブリ対策をしても、玄関や窓を開け閉めする時や、ダンボールの搬入などで侵入してくることもあります。侵入時に気がつかないと、家に住み着いてしまうので、引っ越し後にもしっかりゴキブリ対策をしましょう。
もっとも効果的なのは、毒餌を窓や玄関の外周りに置くという対策です。入居後にゴキブリが出る原因の多くは、窓や玄関からの侵入です。毒餌をベランダや玄関の入り口に置いておけば、侵入する前に駆除できます。毒餌は、製品ごとに有効期限があるので、季節を問わず期限が来たら新しいものを設置することが重要です。
ダンボールはゴキブリがつきやすく、場合によっては卵が産み付けられているものもあります。最近は宅配を利用する機会が増えているので、家にダンボールが溜まっているという方は要注意です。ダンボールはこまめに処分をして溜め込まないことも、ゴキブリ対策になります。
近年のゴキブリ対策アイテムは駆除効果が高いものも多く、特に毒餌は設置するだけでゴキブリを侵入前に排除してくれます。とは言え、ゴキブリは生命力が強く、ちょっとした隙間でも侵入してくるので、どんなに万全と思われる対策を取っても、出現する可能性があります。1度でもゴキブリが出現したら、すでに卵を産み付けていることもあるので、ゴキブリの駆除はプロに任せた方が確実で安全です。
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