久しぶりに実家に帰ると、家がゴミ屋敷になっていた!でも親が頑固で、片づけが進まない…といったお悩みはありませんか?ゴミ屋敷になると、住人の健康面や火災、近隣への迷惑等さまざまなことが気にかかります。できれば健康のためにも、近隣トラブルを防ぐためにもきれいな家に住んでもらいたいですね。
今まではきれいにできていたのに突然片づけられなくなったり、捨てられなくなったりするのにはいくつかの理由が考えられます。その理由を解決できれば、また昔のようにきれいな家に戻れるかもしれません。ここでは親がゴミ屋敷の住人になってしまった理由と、上手な説得方法を解説します。ぜひ一度お試しください。
目次
実家がゴミ屋敷になってしまった場合、その原因をはっきりさせなければ次もまた同じことになってしまう可能性があります。
ゴミ屋敷になる理由はいくつか考えられます。
ここではその中から高齢の方の家がゴミ屋敷になってしまう主な理由を、4つ確認してみましょう。
夫婦のどちらかが亡くなっていたり、子どもが独立してしまい一人になってしまった人が孤独を感じ、周りにものがあることで安心できるといった心理状態になることがあります。
周りにも頼る人がおらず一人で暮らしている場合に起こりやすく、孤独死した方の部屋がゴミ屋敷だった…というのもよく聞く話です。
高齢になりごみを捨てに行きたいけれど、体力的に行けない。またゴミを集めることすら億劫という場合もあります。
誰かに頼むのは申し訳ないという心理が働き、誰にも頼れない可能性も考えられます。
認知症になると、ごみを捨てる曜日が分からなくなったり、ゴミの分別ができなくなることがあります。
また症状の進行で、ゴミがまだ使えるものと判断して、ゴミの収集場所にある他人のゴミまで持ってきてしまうことも。
この場合判断力が弱くなっているため、ゴミ屋敷の片付けをすることを嫌がり難航する可能性があります。
はたから見るとゴミのように見えても、本人にとっては大切なものということがあります。
実際に必要ではないけれど、まだ使えるからもったいないというものが多すぎてゴミ屋敷になってしまうのです。これは特に、昔物がない時代を経験した人に多く見られます。
これらの理由は、コミュニケーション不足が根底にある可能性があります。
こまめに連絡を取り合っていれば孤独を感じることは少なくなるでしょうし、体力的な問題も認知力の問題にも早めに気付けるはずです。
ゴミ屋敷を片付けた後またゴミ屋敷に戻ってしまわないためにも、実家の家族とはコミュニケーションを密にとるようにしましょう。
理由がはっきりしたら、次は親に片付けに同意してもらわなければなりません。勝手に片づけてしまうのはNGです。
また片づけられないことに対し、否定的な言い方をするのは避けましょう。
説得する際はネガティブワードは使わずに、片付けることで前向きになれるような言い方をします。
片付けたことでどのようなメリットがあるかをじっくり説明するのです。
そして勝手に行わずに一緒にやろうと誘ってみることで、前向きに片付けが行えるように導いていきましょう。
まだ使えるからと捨てずにいた人にとって、「捨てる」という言葉は禁句です。「片づける」という言葉を使うことで、前向きな気持ちになれます。
ごみを捨てるには、場合によってはお金がかかることもあります。
まだ使えそうなものをリサイクル業者に売れば無駄な出費もなくなるうえに、本人も片付けを受け入れやすくなるでしょう。
例えば台所や洗面所など一部分だけをまず片付けて、きれいになって得られるメリットを実際に感じてもらいましょう。
自由に動ける場所や清潔な場所があることで、以前の暮らしやすさを思い出してもらえるかもしれません。
きれいな部屋であることのメリットを理解できなければ、また同じようにゴミがたまってしまう可能性もあります。
本人の片付けの同意が得られたら、さっそく片づけです。
自分が近所に住んでいるのであれば、休日に少しずつ進めることも考えられます。
しかしゴミ屋敷に住み続けている親の健康面を考えても、なるべく早く片付けるに越したことはありません。
土日やまとまった休みに親戚や知人にも頼んで、人海戦術で行う方法もあります。
その際は事前にゴキブリなどの駆除をしておくと、迷惑が掛かりにくくなります。またゴミ袋や軍手・ゴム手袋などは多めに用意しておきましょう。
もし自分たちでの片付けが難しいと感じた場合やどう説得すればいいか悩んだときは、業者に相談するのも一つの方法です。
ゴミ屋敷の掃除に慣れたプロであれば、片付けの時間もはるかにスピーディーでどんどん事務的に進めてもらえます。
自分が住んでいた頃はきれいだったのに、実家が急にゴミ屋敷になってしまうととても悲しいですよね。しかしそうなってしまうには深い理由があります。
その理由を決して否定はせず、しっかりと気持ちを受け入れて、上手に説得しましょう。
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