部屋がなかなか片付かず、どんどん汚くなってしまう・・・。いわゆる「汚部屋」でお悩みではないですか?汚部屋を放置しておくとカビや腐敗が生じ、ひどい場合は健康に害を及ぼす可能性があります。快適で健康な生活を送るには、小まめに掃除を行い、汚部屋化を防ぐことが大切です。でも、中には「どこから手をつけてよいか分からない」という方もいらっしゃると思います。
そこでこの記事では、汚部屋掃除の具体的な手順や汚部屋化を防ぐ方法などを徹底解説します。この記事を読んで、汚部屋対策に役立ててください。
目次
いわゆる「汚部屋」を放置すると、一体どうなるのでしょうか?次のようなデメリットが生じます。
部屋が汚いと、ゴミを栄養分とする害虫やカビが増殖するおそれがあります。ハエ・ゴキブリなどが、代表的な害虫です。さらに、害虫をエサとする虫やネズミなども寄ってきます。汚部屋を放置すると、こうした衛生的なリスクが大きくなってしまうのです。
汚い部屋にはホコリがたくさん溜まっているため、ホコリを栄養分とするダニやカビが増殖してしまいます。ダニやカビは、アレルギーや喘息といった健康被害の原因になります。また、敷きっ放しの布団にはダニが繁殖している場合が多く、寝ているうちにダニに刺される可能性があるため、要注意です。ダニに刺されると、肌が荒れたり、アレルギー症状を起こしたりします。
汚部屋掃除では、以下の道具を用意してください。
部屋に溜まっているゴミを分別して捨てるためのゴミ袋です。市区町村の分別に応じて、ゴミ袋を多めに用意しておきましょう。「必要ない」と判断した物は、次々にゴミ袋に入れていきます。
読み終えた書籍類・古新聞・パンフレット・ダイレクトメールなどを縛るための紐が必要です。また、不必要な空き箱や段ボールは、潰した状態でビニール紐で縛ります。ビニール紐を切るためのハサミも用意してください。
掃除するには、掃除機が必需品です。床や物に溜まっているホコリを吸い込むと、アレルギー症状を起こす場合があるため、掃除機をかける際には十分な換気を行ってください。
雑巾やモップも用意しておきましょう。不用品の片付けと掃除機がけが完了したら、雑巾やモップで床を拭いていきます。
自分で汚部屋を掃除する際の手順をご紹介します。
足の踏み場もないほど散らかっている場合は、まずは床を片付けて足の踏み場を確保します。床が物であふれかえっている状態で掃除をすると、物を踏んで転倒したり怪我をしたりする危険があるからです。また、物をよけつつ掃除をするのは大変ですし、作業効率が下がってしまいます。
見ただけですぐにゴミと分かる物から片付けていきます。ゴミが詰まったコンビニ袋・空き缶や空のペットボトル・お菓子の空き箱など、明らかにゴミと分かる物は種類を分けた上で、次々とゴミ袋に入れていきましょう。不要な新聞・雑誌類は、紐で縛るか、まとめて段ボールに入れます。分別が分からないゴミが出た場合は、「分別が不明な物」用のゴミ袋を用意しておき、片付けが完了した後に、お住いの地域における分別を調べるとよいでしょう。
部屋に散らかっている物の中には、捨てるかどうか決心がつかない物もあるでしょう。そうした物は、ゴミ袋とは別に保留袋を用意しておき、一旦その中に入れておきます。保留袋もゴミの分別に沿って種類分けをしておくと、後で不要と判断した場合も、捨てるのが簡単です。
物を片付け終わったら、掃除機がけと床の拭き掃除をします。床に残っている細かいチリやゴミをしっかり拭き取りましょう。ここまで来れば、もう「汚部屋」ではありません。
ここでは、汚部屋掃除の3つのコツをご紹介します。
長年の間に散らかってしまった部屋を1日でキレイにしようとすると、無理が来て途中で挫折するおそれがあります。そんな時は、何日かに分けて徐々に片付けていくとよいでしょう。「今日は床のゴミを掃除する」「明日は棚に置いている不用品を処分する」など、日ごとに掃除の目標を立てて片付けるようにすれば、精神的体力的な負担が少なくて済みます。
汚部屋掃除で最も重要なポイントは、「物を減らす」ということです。使わない物・不要な物を「後で使うかも?」と思って捨てずに取っておくと、どんどん部屋が散らかっていきます。汚部屋を克服するためには、思い切って「捨てる」という行為が必要不可欠です。
ゴミは上から下に落ちてくるため、先に高い所から掃除することが重要です。下から掃除を始めると、後で上を掃除した時にゴミが落ちてきてしまいます。また、部屋の奥の方から手前の方に掃除するようにすると、余計な手間を省くことができます。特にワックスをかける場合には、奥から手前に行うようにしないと、部屋から出られなくなるため、注意が必要です。
最後に、汚部屋化を防ぐための方法をご紹介します。
物を使った後に出しっ放しにすることが、部屋が汚くなる一因です。物を置く場所をあらかじめ決めておき、使った後には必ず定位置に戻すようにしましょう。
「物が多いから散らかる」というシンプルな法則があります。したがって、散らからないようにするには、できるだけ物を増やさないことが大切です。衝動買いなどは控え、本当に必要な物か否かをしっかり見極めた上で購入するようにすれば、決して物が増え過ぎることはないでしょう。
汚れは溜まれば溜まるほど落ちにくくなるため、後で掃除するのが大変になります。日頃から小まめに掃除するようにすれば、1回の掃除でかかる負担も少なくなり、汚部屋化を防止できます。
以上、汚部屋掃除の重要なポイントについて解説しました。物やゴミであふれ返った汚部屋を見るだけでも、嫌になってしまう場合もあると思います。
そんな時は、毎日少しずつ掃除するようにすれば、精神的体力的な負担が少なくて済みます。「物を減らす」ということを意識し、本当に必要な物だけを残すつもりで生活すれば、きっときれいな部屋を維持できるでしょう。
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